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臨床試験計画の情報共有

臨床試験計画の情報共有と共同試験の推進

消化管がんグループ連携小班(小班長:朴成和/東京大学医科学研究所附属病院)

参加グループ:CCOG、HGCSG、JACCRO、JCOG、KSCC、OGSG、TCOG、WJOG

肺がんグループ連携小班(小班長:山本信之/和歌山県立医科大学)

参加グループ:CJLSG、JCOG、LOGIK、NEJSG、NHO、OLCSG、TCOG、TORG、WJOG

日本には数多くの臨床試験グループが存在しますが、お互いにどのような臨床試験を計画・実施しているかについての情報が不足しているため、類似の臨床試験が乱立するという状況がしばしば見られます。また、グループ間の連携不足により、「探索的試験(第I/II相試験)」で有望な結果が出ても、必ずしも「検証的試験(第III相試験)」が行われないことも問題でした。この問題を解決するために、福田班の消化管がんグループ連携小班(朴小班)と肺がんグループ連携小班(山本小班)は、試験立案段階での試験のアイデア(コンセプト)をグループ間で相互閲覧できるウェブサイトを立ち上げ、進捗状況を随時アップデートすることで、試験立案段階での情報共有に取り組んでいます。ウェブサイトには試験コンセプトについて共同試験の実施が可能かどうかという情報も掲載し、共同試験の促進も図っています。

試験コンセプトは基本的に非公開のものです。試験計画段階での情報共有というメリットに共鳴したグループが、互いの関係者のみが閲覧できる形で試験コンセプトの情報共有を行っています。一般の方には試験コンセプトを閲覧いただけませんが、このような取り組みを行っていることを知っていただければ幸いです。

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情報共有のイメージ

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